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2011年(平成21年)6月  げんげと蛙 他  福島の詩人 他  東日本大震災 鎮魂と克復そして再生の祈り  祈り
2016年(平成28年)8月    こどもの日    石巻市大川小学校の廃墟に佇んで   祈り
2014年(平成26年)6月号   愛の一ページ  エミール・ゾラ 作 居酒屋とナナの間に執筆された上品な作品   
2020年(令和2年)6月号  青色革命   石川達三 作   題名とは裏腹にとてもホンワカとした作品  
2019年(平成31年)1月3日号  足摺岬   田宮虎彦 作  自分の境遇よりも他人の困難に心を寄せる人達   
2018年(平成30年)1月1日号  正月閑話:あまるあれこれ     あまるという言葉のあれこれ   
2018年(平成30年)8月13日号  あらしのよるに  きむら ゆういち 作   他者との付き合い方を学ぶ作品   
2022年(令和4年)2月26日号  或る年の初夏に   里見ク  松江市で気ままな日々を過ごす友人(志賀直哉)との日々    
2013年(平成25年)3月号 アルプスの少女ハイジ ヨハンナ・スピリ 作 余りにも馴染み深い話
 2016年(平成28年)8月号  アーサー王物語 トマス・ブルフィンチ 作    
2018年(平成30年)4月23日号  杏っこ   室生犀星 作   犀星の優しさを感じる自伝的小説 
2020年(令和2年)5月5日号   生きている兵隊   石川達三 作   出征兵士は神では無い、戦争という狂気    
2024年(令和6年)1月29日号   生きる権利を他と比べてはならない   木村草太 著   司法試験受験者の思い掛けない回答にやや失望   
 2018年(平成30年)8月11日号 一個  永井龍男 作  短編小説ながら読み応えのある作品   
2017年(平成29年)9月17日号   伊勢物語   作者不明   今も変わらぬラブストーリー   
2019年(令和元年)5月15日号   異母兄弟  田宮虎彦  作   戦争が生み出した悲哀と兄弟の葛藤   
2017年(平成29年)11月29日号   ウイーンの辻音楽師   グリルパルツァー 作  自分の波乱の人生を重ねた作品    
2016年(平成28年)12月号   浮雲   二葉亭四迷 作  口語体で書かれた日本初の小説 
2018年(平成30年)8月3日号  浮世の画家  カズオ・イシグロ 作  出生地の長崎を舞台にした一作  
2021年(令和3年)1月17日号   雨月物語より邪淫の性   上田秋成 作   好かれたいのは山々なれど、此処までは御免   
2012年(平成24年)11月号  ウージェーヌ・ルーゴン閣下 エミール・ゾラ 作 ゾラの政治小説
2014年(平成26年)2月号   兔の目  灰谷健次郎 作  登場人物はみんな優しい目をしていました   
2013年(平成25年)正月閑話 嬉しくてやがて寂しき 正月閑話
2023年(令和5年)9月30日号  永日小品   夏目漱石 作  極めて多忙の中、新聞社の求めに応じた作品群    
2012年(平成24年)1月号 越中前司最後 平家物語巻九 鵯越の戦であった鮟鱇武士の卑怯な一騎打ち
2014年(平成26年)7月号   大きな問題と小さな問題 徳永進 著  死という大きな問題を受け入れると小さな問題が、  
2017年(平成29年)正月閑話   おいてけぼり   正月閑話    
2010年(平成22年)正月 オーラも色いろ 正月閑話 オーラがあると言ってもそれはいろいろ
2010年(平成22年)3月号  恩讐の彼方に 菊池寛 作 洞門を掘ることで仏になり得るか
2010年(平成22年)9月号 崖の下  嘉村 磯田 作 誰でもが持っている業苦
2015年(平成27年)6月号   華燭 中山義秀 作  父親としての信念と娘の思い   
2011年(平成23年)4月号 華 燭 舟橋 聖一 作 抱腹絶倒のテーブルスピーチ
 2016年(平成28年)1月号 学校では教えてくれない・・・  井沢元彦 著 こういう見方も間違いではない   
2022年(令和4年)4月12日号  蟹の恩返し   今昔物語より  慈悲心の深い少女に助けられた蟹が恩返しをする    
2020年(令和2年)12月21日号   カーライル博物館   夏目漱石 作   漾虚集の中の一作品   
2024年(令和6年)3月31日号    エミール・ゾラ  作   当時金融界の金と男女関係、主人公の復帰から没落まで    New  
2021年(令和3年)10月9日号  ガラスの靴   安岡章太郎 作  高度なテクニックで悦子にオモチャにされた僕    
2013年(平成25年)12月号  ガリバー旅行記  ジョナサン・スイフト 大人も子供も楽しめる名作 
2018年(平成30年)7月3日号  關山月  李白 作 辺境の地で故郷を想う詩   
2014年(平成26年)5月号  饑餓海峡  水上勉 作 犯罪を犯し飢えて渡った海峡そして・・・
2012年(平成24年)6月号   北の河   高井有一 作  檜木内川の母の思い出 
2018年(平成30年)4月24日号   昨日までの世界   ジャレド・ダイアモンド 著   私たちの行動が遙かな過去に繋がっている 
2011年(平成23年)3月号 経かたびら グリム童話より 泣くのはやめて、棺の中で眠れないの
2013年(平成25年)2月号 ギリシャ神話 山室静香 訳著 神話には世界共通の考えかたがある
2020年(令和2年)10月30日号   ギルガメシュ叙事詩  矢島文夫 著  楔形文字で書かれた世界最古の文学作品   
2012年(平成24年)8月号  銀河鉄道の夜   宮沢賢治 作   3次元世界へ誘われるような作品 
2012年(平成24年)3月号 銀の匙 中勘助 作  少年期から青年期の恋心の変わり
2012年(平成24年)5月号  銀の匙のこどもたち 橋本 武 著   国語教師の子供に対する暖かい眼差し
2023年(令和5年)1月1日号  虞美人草   夏目漱石 作   職業作家としての第一作 1907年(明治40年)新聞連載開始   
2021年(令和3年)9月16日号  クララとお日様   カズオ・イシグロ 作   Ai人形クララと少女ジョジーの交流を描く    
2017年(平成29年)7月1日号    黒猫  島木健作   病弱で戦争に往けなかった屈折感情  
2012年(平成24年)12月号  食わず女房 由良弥生 著 本当に怖い美女の話
200年(令和2年)10月18日号    ケルトの神話  井村君江 著  神話というのは何故世界中で似た話があるのか    
2016年(平成28年)2月号   ケルト民話集  フィオナ・マクラウド 作  イギリスの民話   
2018年(平成30年)1月1日号  平家物語・源氏揃〜橋合戦  日本古典文学大系より   琵琶の音色と祇園精舎の鐘の聲   
2010年(平成22年)7月号  業 苦 嘉村磯田 作 男の業、女の業を表現
2021年(令和3年)4月5日号  好色一代男  井原西鶴 作 難しく考えなくても良く、さしずめ好色旅日記    
2021年(令和3年)6月14日号  好色一代女  井原西鶴 作  女一代 女衒と淫売を持ちあわせた物語    
2023年(令和5年)3月16日号   坑夫   夏目漱石 作   青年の葛藤と解放を足尾銅山を舞台にした第二作   
2018年(平成30年)2月14日号  荒野の村 シュティフター 作  南ボヘミヤの善意に満ちた穏やかな暮らし   
2019年(令和元年)8月8日号  高樓(若菜集より)   島崎藤村 作   島崎藤村の処女作詩集より    
 2016年(平成28年)9月号  こころ 夏目漱石 作  人間の善悪について  
2012年(平成24年)10月号 古事記  稗田阿礼・太安万侶 日本最古の書物
2017年(平成29年)2月号   五重の塔   幸田露伴 作  棟梁と大工の思いやりと信念の葛藤    
2011年(平成23年)5月号 古代ローマ人の24時間 アルベルト・アンジェラ 著 遺跡研究の成果を物語風に記す
2014年(平成26年)11月号  ごった煮   エミール・ゾラ  作  高級アパートで繰り広げられる人生模様    
2021年(令和3年)2月1日号   琴のそら音   夏目漱石 作  文字の背景にただならぬ空気が漂う が 笑える   
2014年(平成26年)8月号   子どもの難問   野矢茂樹 編著   歳を重ねるほど答えられない子どもの質問
2015年(平成27年)7月号   木幡狐  御伽草子より   庶民が楽しめた夢物語 
 2022年(令和4年)5月10日号  コルニーユ親方の秘密   ドーデー 作   時代の流れで立ち行かなくなった親方を村人が助ける    
2017年(平成29年)4月3日号  桜の森の満開の下 坂口安吾 作  桜の木の下には死体が埋まっている   
2013年(平成25年)8月号 ザシキワラシ考 萩原 隆 著 考えるヒント
2,023年(令和5年)7月17日号  三四郎  夏目漱石 作   坑夫に続いて、作家として何をどう表現しようかと試行錯誤  
2014年(平成26年)1月号   算数なんて勉強したくない  正月閑話      
2018年(平成30年)5月15日号  山中與幽人對酌  李白 作  よく知られた名詩   
2017年(平成29年)8月12日号   生物から見た世界  ユクスキュル&クリサート著  生物の行動観察   
2021年(令和3年)8月29日号  ジェルミナール  エミール・ゾラ 作 炭鉱労働者の悲惨な生活と抜け出そうとする努力    
2016年(平成28年)5月号   塩の道  宮本常一 著   塩の道は民族歴史の道でもある    
2011年(平成23年)正月閑話 シークレットサンタ  正月閑話  本当は誰がシークレットサンタなのか
2023年(令和5年)1月26日号  獣人   エミール・ゾラ  作  蒸気機関車と金と愛の三角関係と殺人を描いている    
2013年(平成25年)5月号  下北半島 宮本常一 著 下北の貴重な記録
2010年(平成22年)11月号 浄瑠璃寺  堀 辰雄  作  さわやかな感じのする紀行文
2014年(平成26年)9月号  銃・病原菌・鉄  ジャレド・ダイアモンド  1万3000年に亘る人類の歴史    
2022年(平成4年)3月7日号  趣味の遺伝   夏目漱石 作   日露戦争・テニス・亡き友人浩さんが惹かれた女性と母    
2019年(平成31年)3月21日号  銀心中   田宮虎彦 作 戦争が生み出した悲劇・悲哀  
2022年(平成4年)6月25日号  制作   エミール・ゾラ 作  親交のあったマネ・モネ・セザンヌの触れるべきで無い処に触れた  
2015年(平成27年)8月号   進化論  ダーウイン  著 誰でもが知っている名著    
2012年(平成24年)9月号 信号手 ディケンズ 作  ディケンズの傑作短編


第245号 

毎月定例はこの号で終了しました
人生論ノート  三木清 著   中高生に是非読んでほしい一冊  
2015年(平成27年)2月号   人類20万年遙かなる旅路  アリス・ロバーツ 著   余りにも遠い過去の事なので、1万年は昨日のよう 
2013年(平成25年)7月号 晴天の迷いクジラ 窪 美澄 作 チョット立ち止まって一休みしようよ
2012年(平成24年)4月号   絶望名人カフカの人生論 フランツ・カフカの手紙から いちばんうまくできるのは、倒れたままでいること
2011年(平成23年)10月号 千思万考  黒鉄ヒロシ 著  有名人物をひと味違う切り口で解説
2018年(平成30年)2月1日号  ゼンドミールの修道院 グリルパルツァー   自身の贖罪として表現     
2020年(令和2年)2月2日号   蒼氓   石川達三  移民という装飾の本での棄民政策だったのか    
2021年(令和3年)12月1日号  大地  エミール・ゾラ  兵役で疲れた心を農村で癒やしたいと思ったが・・・そこは別の意味での戦場   
2022年(令和4年)10月10日号  大悲千禄本  黄表紙集 より   江戸庶民のユーモアと識字率の高さ  
2014年(平成26年)10月号   高瀬舟   森 鴎外 作   罪人と役人、満足と不満足の対比    
2010年(平成22年)6月号  宝 島 スティーブンソン 作  永遠の冒険物語名作
2017年(平成29年)7月30日号  竹取物語   岩波日本古典文学大系  当時としては画期的なお伽話   
2022年(令和4年)2月3日号  タタール人の砂漠  ブッツアーティ 作   信念を持って勤務した砦、重要な働きをする時には老いて..    
2021年(令和3年)3月14日号  椿説弓張月  曲亭馬琴 作  源為朝の人徳を偲んで書いた。北斎挿絵   
2015年(平成27年)5月号   津軽じょんから節  長部日出生 作  竹山は弾く、木田林松栄は叩く、茂平は熱狂
2017年(平成29年)6月14日号  月と6ペンス  サマセット・モーム 作  ゴーギャンにヒントを得た作品 
2018年(平成30年)9月9日号  長干行 李白 作   幼なじみが夫婦となり、出征した夫の無事を祈る   
2014年(平成26年)3月号   デューラー 自伝と書簡 アルブレヒト・デューラー 著 デューラーを知ることのできる一冊
2016年(平成28年)4月号  天才!成功する人々の法則  マルコム・グラッドウェル 著  一万時間の法則は何にでも当てはまる    
2016年(平成28年)11月号   当世書生気質  坪内逍遥 作  文学(小説)そのものを確立した作品   
2018年(平成30年)6月8日号   遠い山なみの光  カズオ・イシグロ 作  善人たちばかりだが会話が噛み合わない不安   
2013年(平成25年)1月号 遠野物語 柳田国男 著 何故これほど多く残されているのか
2021年(令和3年)4月19日号  遠野物語 その2   柳田国男 著  永年 腑に落ちなかったものがすっきり
2014年(平成26年)4月号   読書術   加藤周一 著  本の読み方もあれば読まなくていい本もある 
2017年(平成29年)1月号  中島みゆきの歌あれこれ   中島みゆき 作詞   中島みゆき個人の思索の足跡   
2013年(平成25年)10月号  なぜ数学を学ぶのか 竹内英人 著 算数や数学を学ぶ必要性が分かる  
2015年(平成27年)3月号   二十代の自画像   佐伯一麦  著  鏡の自分、写真、自画像の自分どれが本物?  
2021年(令和3年10月3日号  二百十日   夏目漱石 作  性格の異なる圭さんと碌さんの対話で展開されている   
2015年(平成27年)9月号   日本史の謎は地形で解ける  竹村公太郎 著   歴史の時間にチョット挟んでもらうと楽しい    
2013年(平成25年)11月号  ネーデルラント旅日記  デユーラー 著 希有な出納簿文学
2017年(平成29年)12月11日号    上林暁  作 無内容・無気力の傑作
2013年(平成25年)9月号 脳の中の幽霊  V・S・ラマ・チャンドラン著  幻肢と脳の働き  
2016年(平成28年)3月号  野火  大岡昇平 作   善悪の判断基準は状況で変わる    
2022年(令和4年)1月1日号   野分  夏目漱石 作   学者から作家への転身とその決断を作品に     
 2016年(平成28年)6月号 博士の愛した数式 小川洋子 作 文学者が切り取った数学の世界
2011年(平成23年)12月号 墓堀男をさらった鬼の話 チャールズ・ディケンズ 作 クリスマスの夜に一人で酒を飲んでいても・・・  
2012年(平成24年)正月閑話 パクスジャパン 正月閑話    
2019年(令和元年)11月9日号   裸の王様   開高健 作  威圧を用いて自分の思い通りにしようとする悪 
2019年(令和元年)10月1日号  パニック  開高健 作  戦争と平和の比喩的作品    
2019年(令和元年)6月23日号   春先の風   中野重治 作   戦前の強権的抑圧政策と一般市民    
2010年(平成22年)1月号  春の雪 室尾犀星 作詩 しんしんと降る雪の音が聞こえてくるような暖かい詩  
2011年(平成23年)2月号 反対言葉の群生地 徳永 進 著 家族は親しい他人
2021年(令和3年)8月3日号   一夜  夏目漱石 作   つかみ所が無く腑に落ちない不思議な作品    
2014年(平成26年)12月号  ひとりぼっちな人なんて…   一ノ瀬正樹    大学生にもなって群れてばかりいてどうする?   
2015年(平成27年)11月号  日の名残  カズオ・イシグロ 作   ブッカー賞受賞作家の落ち着きと気品あふれる作  
2015年(平成27年)10月号  火花  又吉直樹 作  芸人の裏の顔を垣間見る作品  
2018年(平成30年)3月7日号   二つの肉体  野間宏 作  敗戦間近の男女の淡い葛藤   
2018年(平成30年)11月23日号   冬の宿   阿部知二 作   富豪の家に生まれていながら落ちぶれていく男   
2010年(平成22年)10月号  プラッサンの征服  エミール・ゾラ 作  ルーゴンマッカール叢書第4巻 本邦初訳  
2010年(平成22年)4月号 フランダースの犬 ウイーダ 作 愛の形と表現は立場によって異なる  
2018年(平成30年)3月28日号  ブリギッタ  シュティフター 作   内面からにじみでる人柄こそが一番大切 
2016年(平成28年)正月閑話   文学者の数学と数学者の文学 正月閑話  文系・理数系の学問は共に必要 
2023年(令和5年)6月号  文鳥  夏目漱石 作   鈴木三重吉との関係や何かしら淡い女性との思い出    
2011年(平成23年)6月号 糞尿譚 火野 葦平 作 何故、芥川賞を受賞したのか  
2020年(令和2年)8月15日号   ペスト   カミユ 作   極限の不条理と全ての人々に対する愛情   
2016年(平成28年)10月号   ペロー童話   ペロー父子  庶民が子ども達に教える教訓話    
2022年(令和4年)7月28日号   ぼく   谷川俊太郎 詩 合田里美 絵   こんなに難しい絵本を読むことができてある意味良かった   
2020年(令和2年)9月30日号  北欧の神話  山室静 著 人間世界創世期の興味深い物語 
2,024年(令和6年)3月2日号  星と星座の図鑑  永田美絵 著  星座には名前が付いているが、どうすればそう見えるのか?   
2020年(令和4年)10月13日号  星の王子様   サンテグジュペリ 作  大人にも子供にも様々な示唆に富む物語    
2019年(平成31年)2月18日号  牡丹  田宮虎彦  作 真面目な老人に襲いかかる魔性の女
2015年(平成27年)12月号  ボヌール・デダム百貨店   エミール・ゾラ 作   130年前のパリの百貨店は現代と同じに驚き  
2017年(平成29年)7月23日号  ほらふき男爵の冒険   ビュルガー編   全く罪のない大ほら話で楽しい    
2015年(平成27年)正月閑話   ほんとうの蝉の一生        
2013年(平成25年)4月号 マタギ   田中康弘 著 胆力と体力
2012年(平成24年)7月号   マテオ・ファルコーネ  プロスペル・メリメ 作  約束は必ず守るべきものという教え  
2018年(平成30年)11月4日号   充たされざる者   カズオ・イシグロ 作   長編第4作、ブラックコメディー   
202年(令和4年)11月22日号  ミチクサ先生   伊集院静 作   作品としての表現と事実とが良くわかる作品です    
2010年(平成22年)8月号 みつけどり グリム童話より ハンガリー民話にも同じ様な表現がある
 2015年(平成27年)4月号  無縁佛   池田みち子 作   作者が自分自身の崩れた部分を認識 
2011年(平成23年)8月号 麦と兵隊 火野葦平 作  従軍記なのか小説家なのか
2017年(平成29年)10月1日号   虫のいろいろ   尾崎一雄   蜘蛛・蚤・蝿に己を重ねて観察     
2019年(j平成31年)1月3日号  無明(正月閑話)       
2011年(平成23年)7月号 ムーレ神父のあやまち エミール・ゾラ 作 セザンヌから影響を受けゴッホに影響を与えた
2013年(平成25年)6月号 夜間飛行 サン=テグジュペリ 貴族出身のパイロット
2018年(平成30年)12月23日号   夜想曲集  カズオ・イシグロ 作   短編集。全作品を通じて漱石を彷彿とさせる    
2010年(平成22年)5月号  八咫烏 司馬遼太郎 作  神話を題材にして
2012年(平成24年)2月号 四人の署名 コナン・ドイル 作  シャーロックホームズとワトソン博士のコンビ  
2017年(平成29年)10月31日号  ライン河幻想紀行   ビクトル・ユゴー 著    ライン河流域を旅した時の思い出メモ とデッサン 
2010年(平成22年)2月号 リュシス プラトン 著 難解な友愛と恋愛  
2021年(令和3年)11月17日号  聊斎志異   蒲松齢 作?著?   怪異譚ではあるが妖艶な情話が多い    
2022年(令和4年)3月30日号  聊斎志異より西湖主 蒲松齢 作?著?  姫(龍の化身)を助けることで数百年の命を授けられた    
2023年(令和5年)5月8日号    聊斎志異より醫術    蒲松齢 作?著?  医は算術ではなく仁術と言いたいところだが、これは誤術     
2023年(令和5年)8月28日  聊斎志異より丁前溪  蒲松齢 作?著?   聊斎志異集録としては異色     
2023年(令和5年)11月3日号   聊斎志異より宦娘   蒲松齢 作?著?   あの世の美人の助けで絶世の美女と夫婦に    
2011年(平成23年)11月号  ローマ人の物語Y   塩野七生 著  五賢帝の時代から混乱の時代へ  
2020年(令和2年)12月号  倫敦塔   夏目漱石 作 漾虚集の中の一作品。心の動きが軽妙   
2010年(平成22年)12月号  床下の小人たち  メアリー・ノートン 作   大人も楽しめる作品  
2017年(平成29年)4月21日号   若草物語  オルコット  作 東洋的な「足るを知る」を表現している   
2023年(令和5年)12月29日号  我が人生に重なる五つの曲  雑感   自分の人生を歌に重ねて感じること   
2017年(平成29年)5月10日号   吾輩は猫である   夏目漱石   ホトトギスに連載した出色の処女作  
 2016年(平成28年)7月号 忘れられた巨人   カズオ・イシグロ 作    
2011年(平成23年)9月号 忘れられた日本人 宮本常一 著  村々の古老から聞き纏めた貴重な資料
2018年(平成30年)12月23日号 わたしたちが孤児だった頃  カズオ・イシグロ 作   自分は何者なのか、自ら問いかけ  
2018年(平成30年)12月23日号  わたしをはなさないで  カズオ・イシグロ 作  異色作品   
2015年(平成27年)1月号  私の日本地図・下北半島   宮本常一 著  恐山のイタコの口寄せは原始未開の習俗ではない