《私の本棚 第267》 平成30年5月15日号
この作品は 編訳者の訳詩と注は次のとおりです。 ふたり 私は酔って眠くなってきた。あなたは、ひとまずお帰りください。 明日の朝もまた、お気持ちがあれば、 注:幽人 =世俗から離れて住む 卿 =対等以下の者を呼ぶ代名詞 李白は杜甫とも大変親しかったようです。そして杜甫は 「飲中八仙の歌」 と題して、見事に李白を詩っています。 李白は一斗 詩百編 長安市上 酒家に眠る 天子呼び来たれども 船に上らず 自ら称す 「臣は是れ 酒中の仙」 と 一盃一盃復一盃の型破りな句と相まって激動の一生を送った詩仙を 「琴を抱いて来たれ」 の句から深草アキ氏の この文庫本には李白の主要な作品が沢山掲載されていますから、皆様も書店で手にとって読まれることをお勧めします。 |
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