5月4日(月) みどりの日 バスに乗って 八甲田・酸ヶ湯温泉 へ 66歳(もうすぐ67歳) |
良い天気という予報なら自転車で出かけたはずですが、雨がふるという予報では気温を考慮して無難な選択しか仕方ありません。駅前の乗り場から乗車しました。外国人も何人か混じっています。どの程度の勾配か見ておこうと思います。登山道の初めの間は両側が桜並木です。余りにきれいなので動画撮影に夢中になっている間に途切れてしまいました。八甲田は2013年に行ってますが、この道は走らなかったように思います。 |
バスが休憩停車するこの場所もあまり雪が残っていません。それほど観光地で無い場所にも中国人の少人数団体がいました。 |
バスは八甲田山ロープウエー乗り場に停車後酸ヶ湯温泉に着きました。飛び込みの旅行者が宿泊料金を尋ねると一泊5万円だったという話をしています。へえー!!。 |
有名な千人風呂に入りました。広い浴槽の三分の一ほどの所に小さな立て札があります。男性専用スペースは無いのに男性はこれより向こうには女性用につき入浴禁止の旨が書かれています。女性は専用の入浴用ワンピースを着ていますが勿論男性にはありません。長湯をすると一段と効果が増すと説明されていますが、そんなに浸かりっぱなしはムリ。大抵の男性はお湯に足を浸けたままで浴槽の縁に腰掛けます。目をそらせている女性は無さそうです・・・ね。うーん言いたいことはあるけれど誤解を生むといけないので沈黙。 一昨年に私は蔦温泉に宿泊しましたが、その風呂の方がずっと好みに合っています。好みは人それぞれですが。帰りのバスまで3時間ほどありましたから、全てを浴室で過ごすつもりでしたが1時間しか耐えられませんでした。 バス待ちをしていると反対方向から登山を終えて入浴しにくる人が沢山到着します。そう言えば長い間山歩きをしていません。 やっと来たバスに乗って青森駅に戻りました。夕食まで時間も少しあるのでねぶたの家ワ・ラッセに向かいます。賑やかな中近東のメロディーとともに女性達がその美しく柔らかい (そうな) 体をくねらせて踊っていました。係員の解説では、女性が男性の気を惹こうとして 「ここが痛いのよ、あっちが痛いのよ」 と言って甘えているシーンとの由。日本では盆踊りのようなものとのこと。音楽と踊りの雰囲気が珍しいので観ていると化粧をした男性が一人混じっています。面白いので動画を撮影しました。青森港近くで千夜一夜の雰囲気に触れようとは、まるで旅先をワープした気分です。 ねぶたの家は見応えがありました。 |
見学後 A-FACTORYで夕食を摂りホテルに戻りました。これで今年の私の旅は終わりました。来年はどんな旅があるのかそれとも無いのか。あるとしたらどんな出会いや発見があるのか。この十余年で私の自転車旅もかなり趣が変わってきました。「人生の扉」 という歌のように明るくしみじみとそして溌剌と枯れていければ良いのですが。私より20歳も若い人なら、同じ条件でももっと違ったエネルギッシュな旅をしたでしょう。しかし私は彼等とはひと味違う旅ができたと思います。老いという一言では片付けられない、誰にでも訪れる味わい深い時代だと感じています。そう成りたいしそう信じたい。 皆様方にも何か面白い話があれば是非お聞かせ下さい。 おわり |
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