5月2日(土) 野辺地周辺をぶらぶら歩き  66歳(もうすぐ67歳) 
別棟で朝食のあと部屋で朝寝。昼前に起き出して教えてもらった食堂へ出かけます。道沿いに海産物を売っている店があったので入ってみました。アワビ・サザエと見知ったものが水槽に入っています。ふと見ると拳よりやや小さめの蟹が元気よく動き回っています。おとつい蟹田で食べたとげくり蟹です。自宅と友人に送りました。道をはさんで向かいに食堂があります。何かしら屋根の格好が変わっています。常夜灯の形をしていました。食後、店外の説明板を読んで実物を見たくなり、お店の人に聞いて向かいました。漁師の港を回ったところに下写真の日本最古の常夜灯がありました。 








 







 
今日のようなタイミングでないと見る機会は無さそうです。何をするでもなくぼんやりと横のベンチに座っていると、旅行用の自転車に乗った男性が話しかけてきました。能代に車を置いて走ってきたということです。昨日旅館の女将さんから聞いた話をして上げました。女将さんの話では、以前ママチャリで東京から来たという男性がいたとのこと。この男性、奥さんと喧嘩をして身一つでプイと自宅をママチャリで飛び出し、衣類は洗濯をせずに買い換え。野辺地まで来たらしいのです。ここの女将さんなかなかの強者、知恵者です。「それ以来全然電話もしていないのなら、今電話をして上げなさい。---お前のおかげでこんな遠くまでサイクリング旅行ができたと言ってね---」 と言うと、その男性とても面白がって直ぐに電話をしていたんですって。
旅先で偶然出会った男二人、なんの脈絡も無くたわいない話をして別れました。
直ぐ横に十符ヶ浦海水浴場があるので回ってみます。三十代の夫婦連れが散歩をしているだけで他に人影はありません。
まったりボンヤリと緩やかな時間を過ごしました。
こんなに遠くまで来てこんなにゆったりとした時間を過ごすとは思いもしない事でした。
 
十符ケ浦海水浴場






 
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