みちのく 独り くるま旅

 
サイクリング計画路をくるま旅に変更、 のんびりと3,130qの気まま独り旅

         2014年(平成26年)4月25日(金)〜5月5日(月)


5月4日(日) 5時 起床
 
駐車場



自分の車は手前左奥で見えません
 
 朝食バイキングを済ませてからの予定は、八戸自動車道→安代JCT→東北自動車道→仙台南IC→R62経由秋保の里(秋保温泉)でこけしの土産を買い、→仙台南IC→東北自動車道→郡山JCT→磐越自動車道→新潟中央JCT→北陸自動車道→柿崎IC→道の駅よしかわ杜氏の郷で車中泊のコースです。
今日はほぼ淡々と走るだけの一日になりそうです。こんな時はさすがに話し相手がいると気が紛れますがどうしようもありません、無いものねだりです。
  岩手山SAに停車。青空に美しい山がそびえています。暑くなく寒くなく皆さん一様に風景を楽しんでおられました。
 
岩手山SA



 岩手山遠望

 
 仙台南ICで降りると秋保温泉へ。途中の道は少し混んでいました。近くにおはぎで有名なスーパーがあることを知っているので、工芸の里から戻るときに立ち寄りたいと思っています。    工芸の里は広くて静かな空間でした。
秋保工芸里秋保工芸の里





 
 どんなこけしが良いかなと店をはしごします。こけし屋さんだけでは無く様々な工芸品を制作販売しています。孫の女の子にはその子向きのこけし、男の子には達磨さんのこけしを買いました。壁面して8年、そこまで達しなくても10年間努力すれば何か一事を成し得ると信じていますし、そういう人間になって欲しいという思いを込めて。
戻って来ると見たことの無いような犬がいます。近付いて 「これはなんという種類の犬ですか」 とご主人に聞くと、ポメラニアンと○○の雑種ですとのこと。ここで又、何故かしら・・・犬は犬畜生ではない・・・という事を口に出してしまいました。自分でもこの旅の途中2度までも同じ事を口にすることが不思議でした。
 お別れをしてイザおはぎ店へ。このこぢんまりしたスーパーはTVでも紹介されていて、全国の大手スーパーから視察に来るといいます。おはぎはついでに有名なようで、本当はお総菜を視察に来るようです。お総菜にはレシピが無く、(有名になった言葉ですね) 経営者の女将さんが一々味見をしてOKを出します。そこまでは担当者一人ひとりに大まかな指示以外はお任せです。おはぎ店に近づくとガードマンが整理中。店内に入るとプラカードで列の最後尾を案内中です。前に並んでいた女性に聞くと、普段はここまで混雑していないけれどという話です。夕飯に総菜も買おうかなとは思いましたが道中先が長いので止めました。おはぎは驚く程沢山のパックが棚に置かれています。2個入りを一つ購入。今夜のおやつ?にする予定です。
 さて、高速道路に向かいます。また話し相手のいない独り旅です。

磐梯山のSA (だと思うのですが、メモがありません) で写真を撮りました。桜と遠景が癒してくれます。このSAは数回来ています。
 
会津磐梯山




 
 新潟県柿崎ICで降りて道の駅へ向かいます。随分辺鄙な道を走るとそこへ着きました。なるべくトイレに近くてそれでいて近すぎない場所を探します。何台ものキャンピングカーが駐車中、それも結構大型が殆どです。後何年かしたら自分も小型で良いので欲しいと思っています。薄暗くなっていて周辺の状況はあまりよく把握できませんが、それにしてもトイレが汚かった。電灯は暗いしゴミが散乱しているし、とても車中泊をする気にならない。ヒョッとしたら別のエリアに清潔な場所があるのかも知れないが、多くの車が停車しているのだからこの場所しか無いのだろうと判断。ナビで確認すると、ここから道の駅うみてらす名立までは40q程なので急遽変更することにした。
多少面倒くさいという気持ちもあるが、ここに居るよりは・・・。皆さん公共のマナーは是非守って下さいよね。柿崎ICまで引き返して北陸自動車道を名立浜ICで一般道へ。此処は昨年も車中泊をしており食堂も風呂もあることは知っている。駐車場はほぼ満車です。なんとか空を見つけて風呂支度をもって施設へ。入浴してサッパリとしたところで夕食を済ませました。車へ戻ると、おはぎのパックには 「本日中にお召し上がり下さい」 と書かれていたので指示通り二個ともペロリ。普通に美味しかったです。少々食べ過ぎですが、お腹も格別具合が悪くはなりませんでした。

         
本日の走行距離  720 q   19:00着   少し厭きるくらい長かった。

 
5月4日(日) 帰宅の途へ   残念ながらこの道の駅での写真は携帯のみで、何故かPCに取り込めません。
 朝起き出して港へいってみました。何人もの釣り人がいます。バケツを覗くと大きな魚が何匹も入っています。羨ましいですね。洗面を済ませて帰途につきます。自宅まで430q。最後の日ですから一層注意をして運転したいと思います。朝食は何処かのSAで摂ることにして出発。
 かつて北陸自動車道・石川県の何処かのトンネルで、すぐ前を走っていたトラックの右後輪が破裂し、その右を併走していたワンボックスを直撃。私はその後方からすり抜けて事なきを得ました。まるで映画のワンシーンを見ているような事故に出会いました。幸いそのワンボックスはトンネルを出てから道路脇に停車していました。タイヤの破片やワンボックスのレンズカバーなどが輝きながら舞い散る中、外れたタイヤがワンボックスの前方へ天上に届くばかりに撥ねながら飛んでいきます。あの嫌な記憶はいつまでも残ります。でも、車載カメラのスイッチを押せば良かったなあ・・・とも。
  午後2時頃無事に帰宅しました。
費用はガソリン代、高速代、フェリー代、土産代、ホテル2泊代、食事代、駐車場・入湯・入場・入館代その他一切合財で一日当たり1万円を切りました。
この旅を終えて感じたことは、東北が身近になったことです。自転車で2回車で2回走ったわけですが、それまでは随分遠くの想像だけの地域でしたが、行きたいと思えばいつでも行ける。そんな気軽に懐かしささえ感じるようになりました。因みに家内は、私が留守の間もの凄くリラックスできたそうです。まあそんなものでしょうね....。

  来年も何処かへ行きたいですね。自転車か車の独り旅。車なら犬が一緒も良いですね(居ないけれど)。
 
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