みちのく 独り くるま旅

 
サイクリング計画路をくるま旅に変更、 のんびりと3,130qの気まま独り旅

         2014年(平成26年)4月25日(金)〜5月5日(月)


5月2日(金) 4時半 起床
 朝、まだ入浴時間には早いし…と思案していると、何台かの車が走って行きます。地理不案内ですが、入浴に行くとしか思えません。私も行ってみると、地元の人でしょう話し声が聞こえて来ましたので声を掛けて入らせてもらいました。 かっぱの湯 5時半頃です。 気持ちの良いお湯でした。看板のとおり、残念ながら?今は混浴ではありません。二人の会話が土地柄を表していて興味を引きました。道路沿いの細長い土地所有者と思しき人が 「あそこは自分の土地だから○○なんか置いてもらっては困る、除けてもらわないと」 と、一方は、「ああ〜ウンウン」 分かっているとはいうものの直ぐに片付けるとも言わない。土地の価値が都会に比べると著しく低いのか、双方とも切迫感が無い。こういう会話を聞いたのは初めてで、なるほど、所変わればということだなと不思議な感じでいました。 
薬研温泉、かっぱの湯









 
薬研温泉、かっぱの湯




 
薬研温泉、かっぱの湯





 
 お先ですと声を掛けて風呂を出ると、いよいよ恐山へ向かいます。向かう道路脇は雪が残っています。閉鎖が解かれて間がないようです。 
恐山近くの山





 
恐山



 宇曽利山湖


初めて見ますから おどろおどろしい感じです




 
恐山


三途の川を渡ってきました

その後戻って来ましたから

かなり長生きします。命ある限り・・・。

 
恐山



出迎えの六地蔵さん。早朝でもあり良く雰囲気がでています。


 
恐山





 
 開山2日目で早朝でもあり、風車は少ししか供えられていませんでした。イタコの口寄せをしてもらえるならお願いしてみようと思っていましたが、早朝のため誰も居ません。 
恐山






 水子供養
 
つくし、恐山



 火山岩の間から土筆

 
恐山




 山門
 
恐山、風呂


 境内の風呂

先にあがってから 「写真良いですか?」 「どうぞオ-!」

アップするとは言いませんでしたがまあ構わないでしょ

入浴は何度でもOK入山料に含まれています。

 
 恐山を後にしてむつ市へ下ってくると、何やら見慣れない大きな動物が車の前を横切りました。慌ててブレーキを踏み、牛ではないしと思った瞬間、高さ2メートル近い生け垣をヒヨイッと飛び越えます。後ろのクルマを気にもせず停車し目を凝らすと角が見えました。カモシカ!? そのままクルマを降りて庭に回って撮影しました。街中です。呼ばれて出てきたお婆さんと話していると、 「カモシカが芽を食べるとその唾液のために下から新芽が出てこないし、子連れだと気が立っているから危険だし、慣れてふてぶてしいのは家の玄関先で朝まで寝ているのがいる。犬も怖がってしまう。天然記念物だから、パトカーも救急車も撥ねてくれないで、カモシカが避けるのをまっている。」 と本当に困って居る様子。
多分人間の方が後からお邪魔したのでしょうね。でも番犬ならぬ番カモシカとは面白い。

ついでに動画も撮っておきました。むつ市小川町でのことです。
 
むつ市、カモシカ



これから夏になると立派な毛並みになるそうです


 
 これから尻屋崎へ向かいますが、開拓時代はさぞ大変だったろうと想像に難くない景色が続きます。途中、東通村の野牛川レストハウスに立ち寄り。なんでもこの辺りの名産というブルーベリーのソフトを食べました。味は普通でしたが、都会から嫁いで来たような美人の店員さんがいました。田名部の集落も見たいと思っていましたが、よく分からないままいつのまにか尻屋崎のゲート前に到着。 
寒立馬




 
 馬が外へ出ないように道路にゲートがついています。堂々とした立派な寒立馬でした。 
寒立馬




 
尻屋崎灯台、寒立馬

尻屋崎灯台と寒立馬



馬が横たわっているのを見るのは初めてです。別の場所で子馬が寝ているのを見ててっきり死んだのかと思いました。


近くの食堂で昼食を摂り、尻屋崎を後にします。

 





 道路脇に広がるヒバの森林

 
 小川原湖の側を走って道の駅みさわに着きました。当初はここで車中泊の予定でしたが予め調べると広すぎるのと翌日の予定を考慮して道の駅ろくのへに変更しています。ここは斗南藩の開拓歴史が展示されていました。先人記念館が併設されていて、入館見学しました。困難を極めた開拓の歴史です。 仕方のないこととは言え、容保さんもある意味で殺生な人ですね。
出ようとすると若い男性職員さんが 「どちらから来られましたか?」 と聞かれるので、「京都からです」 と答えると、新撰組の特集展示を計画しているとのこと。そのために京都まで視察に行かれたとか。機会がある人は訪問して下さい。 
 
道の駅 みさわ



 道の駅みさわ

広くて清潔な施設でした


 
 時間がたっぷりあるので県立 三沢航空科学館へ向かいます。小学生の団体が来ていました。多分、いっぱい人が来ているという状況なのでしょう。子どもに戻った気分で眺めたり操縦席に座ったり、パイロットに向いているかどうかテストを受けたりして楽しみました。
テストの結果?勿論不合格です。
 
ミス・ビードル号





 
YS11 コクピット




飛行機に乗ったのは2回目です。1回目はこのYS11です。

自分の車の運転席の方が立派かな

 
三沢航空科学館






 
 引き続いて三沢空港へも行きましたが、1時間ほどの間に離着陸する機はありませんでした。お土産の飛行機を購入。まだ16時過ぎですが六戸に向かいます。街中の小さな施設です。余りにも狭くて車中泊には向きそうにありません。地図を見て道の駅とわだに変更することにしました。
「とわだ」 は広くて清潔で新しく安心出来ます。「極上の環境」 とメモが残っています。取り敢えず夕食を済ませて近くのせせらぎ温泉へ行きました。良い温泉でした。明るくて広くて安心できる道の駅でお薦めです。因みに十和田湖は十和田市に属していない?(地元の人の話)そうです。

滋賀県の琵琶湖が少し特異なのでしょうかね。
昨日とは打って変わって良好な環境。さて明日は八戸からリゾートうみねこの特別席で久慈へ向かいます。


   本日の走行距離  191q 
        明日5/3(水)へ続く、         前のページへ            次のページへ


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