みちのく 独り くるま旅

 
サイクリング計画路をくるま旅に変更、 のんびりと3,130qの気まま独り旅

         2014年(平成26年)4月25日(金)〜5月5日(月)

 平成26年は東北周遊のサイクリングに出かける予定をしていました。いつものようにコース計画をたて足も鍛えていた秋、就寝中に突然頭痛が襲ってきました。腰痛体操が引き金になったのだろうと素人判断。しかし、日毎に激しくなってきます。激痛が走る度に顔面が引きつります。食欲も無く次第に判断力が低下。1週間ほどしてから頭のMRIを撮ってもらいましたが異常なし。10日程すると自然に痛みは消えました。
 その後、人づてに聞いたチョット変わった整体を受けたところ楽になり、腰痛や肩こりの意外なツボも知ることが出来、不安のない日常を送っています。とは言うものの、突然の激しい頭痛は大急ぎで病院に行くことをお薦めします。
 さて、そんな経験をすると自転車で東北周遊なんて実行する勇気が無くなりました。かといって折角計画をしたし、遊びにも行きたい。車なら座ってハンドルを持っているだけだから大丈夫だろう、と妻を誘うと、あっさり拒否!。「去年も車で行ったし、今年はええわ」 と。悔しいので、なるべく去年は行かなかった所を観光に加えるぞ・・・。
 車中泊の準備もバッチリ。寝袋もあるし、デコボコも様々な物で修正できているし、明るい街灯の下でも寝られるように目隠しも万全です。ガイドブックや自作の予定表、電子ノートやデジカメ、携帯の充電器もOK。着替えもコインランドリーを想定して準備。今夜と明日のルートはナビに入力済み。2リットルのペットボトル入りお茶も6本入りケースを積み込み済み。1日1本を飲むつもりです。乗用車ですが案外寝心地は良いんです。


4月25日(金) 19:30 出発

 仕事も片付けて、19時頃までに出発と決めていたが30分遅れ。名神高速から北陸自動車道、さらに日本海東北自動車道を経て 「道の駅関川」 というコース。何だか一人というのは寂しい気がする。そんな事を考えながら多賀SA辺りまで来ると、寂しい気持ちは薄らいでしまった。ときどき休憩を取りながら京都、滋賀、福井、石川、富山、新潟と走り続ける。当たり前の事ながら夜だから景色はなにも見えない。録音したCDが何時間聴けるかかけておく。一人だと周囲の状況に気を配るのも慎重にならざるを得ない。前方で何かあってもどうしても気づくのが遅れる。速度は控えめになる。とりとめない話をする相手も居ないし何となく所在ない。自転車なら居眠り運転は考えられないが、車だからそれだけは充分気をつけよう。 26日午前1:40 関川に到着。既に何台か車が泊まっている。安全で静かな場所を選んで停車。 617q  自転車ではこう簡単には走れない。窓の目隠しをしてベッドメイキング。久しぶりなので手間取る。やっと横になったが、上手く寝付けない。後日分かったことだが、運転に疲れて眠れないのではなく暑かったようだ。外気温は10度も無かったが、車の中はエンジンを掛けていなくても暖かい。いやそれより、やや暑かったかな。

4月26日(土) 4:00起床

 起床と言うより、どう考えても寝てない。周りを散歩してみる。地元のおばさんが早くからトイレの清掃をしている。ご苦労様です。ぐるっと回ってきて足湯の所へ戻ってくると、また、別の地元のおばさんが何やらうろうろしている。足湯の事を尋ねようと声を掛けると、自分と同じ車旅の奥さんでした。(どうもすみません。向こうの立派なキャンピングカーなんですね) 時間が贅沢に使えるようになったら、ゆっくりと来ても良い所だと思います。 
あんな本こんな本、道の駅関川


24時間使える足湯がある

 
あんな本こんな本、道の駅関川資料館


こんな資料館がありました

 
 今日の予定は山形県置賜桜回廊を巡って霞城公園、べに花温泉ひなの湯に浸かってから 「道の駅河北」 で車中泊の予定。それほど道のりはないし、ゆっくりと桜見物をしたい。桜予報では、全ての観光地で見頃らしいので楽しみ。 南陽市へ向かう道路脇に見事な桜 (下の一本桜)。故人の顕彰碑も建てられていました。私が写真を撮っていると、後からきた車も停車し数人の方が撮影していました。 
あんな本こんな本、1本桜




 
道に迷いながら置賜桜回廊へ向かいます。飲食店も見当たらずコンビニでパンを購入。先ず最初は釜ノ越桜。でもこの桜は残念なことに寄る年波と戦っていました。(支えて貰ってほぼ花の無い木) 
あんな本こんな本、釜ノ越桜あんな本こんな本、釜ノ越ザクラ




 
あんな本こんな本、釜ノ越桜


大勢いた地元の人に話を聞いたり、良い角度が無いものかと歩き回ったり。でもこんな感じでした。
何年か先には立派になっているでしょう

 
歩いて10分位の所に薬師桜があります。樹齢は書いていませんがやはり同じくらい古木でしょうか。人も桜もみな同じですね。 
あんな本こんな本、薬師桜あんな本こんな本、薬師桜







 
 さて次は子守堂の桜です。向かって走っていると、道路脇の民家の庭先はどこも見事な桜が咲いています。その一本一本が本当に見事で、もし自宅にあれば見学者が来るかも知れないと思うような桜ばかりです。桜回廊の名に恥じません。でもこれを書いている今から少し前、大雨で山崩れなどの被害に遭われた方がおられるようで、本当に残念で一日も早い復旧をお祈り致します。
 そんな景色を見ながらドライブをしていましたが、子守堂の桜は何処なのかよく分からないので、空き地に停車し近くにいた人に聞くと、私の後方を指して、「そこ」。後方とは言え、かなり仰向かなければ分からない。上がって見ると 見事! でした。
 
あんな本こんな本、子守堂の桜



幟を写し込もうとして

上が切れていました

 
あんな本こんな本、子守堂の桜



 
JR山形駅の駐車場に車を止めて霞城公園へ。以前自転車で来たときは、夜間で駅からはそれと分かる照明も見えなかったので立ち寄らなかった。今回は是非行ってみたい。楽しみにして入園をすると、今は工事中ということと、建築物は残っていないということで些かガッカリです。しかし、桜祭りなのかどうか、きれいどころと写真を撮っている人達がいました。私も撮って下さいという歳でも無いし........。   今日の車中泊 「道の駅河北」 へ向かいます。 
あんな本こんな本、霞城公園




 霞城公園
 
 河北13:30 到着  130.5q  --- 自転車でも遊びながら走れる距離ですね。
河北では紅花染めの小銭入れを二女への土産に購入。展望塔に上がると最上川が一望できます。二女は私の写真付きメールを配布する役目をお願いしてあります。それに対するほんの気持ちです。時間をもてあまして、ベンチで持参した本(東北を聴く)を読んで過ごす。ヒマしてるついでにコインランドリーへ行こうと思い立ち、行ったものの乾かない。比較的新しくできた店だと思うが乾燥に時間ばかりかかる。車の中へ広げておけば乾くだろう。それでも未だ時間も早いが、することもないので温泉に向かう。きれいな設備で入浴後、その施設内で食事を済ませて河北へ。
脇を通る道路は比較的車がよく通る。21:30就寝


4月27日(日) 4:00起床  4:50出発 

あんな本こんな本、道の駅河北


道の駅河北


写真左に最上川に架かる谷地橋がある
建物の右奥が最上川上流

 
 何度も目が覚めて上手く寝られなかった。外はさほど寒くもなく気持ちが良い。車の後ろは幹線道路が走っており、ざわざわとした夜だった。朝はまだ早いので寝静まっている。 きょうは高速を利用して北上展勝地から遠野へ行く予定。ここに居ても仕方が無いので移動することにした。山形自動車道を少し走ると余りに可愛いPAがあったので写真を撮影。
早朝のためか別の理由か貸し切り状態。こんな景色を夜明けから就寝間際まで旅の間中メールに添付して送り続けました。その結果の請求書金額はビックリともつゆ知らずです。
 
山形蔵王PA、あんな本こんな本



山形蔵王PA

この後道路の貸し切り状態が嬉しくて、ダッシュボードにデジカメをセットして動画を撮影しながら走行。

 
東北自動車道を北上江釣子で降りて展勝地へ進むと「混雑するから迂回するように」という看板がある。そう言われても道を知らない。
そのまま進むとまだ午前8時過ぎというのに渋滞している。皆さん駐車場の事を良く知っていて早くから来るらしい。
 
北上展勝地、あんな本こんな本




 
 約2qだったかな、桜並木が続いている。こういう風景は何処でも似たものだが、ツアーの案内広告ではよく目にするところ。
一度は見ておくのも悪くはない。でもどちらかと言うと下の写真のような視点が気持ちいい。
 
北上展勝地、あんな本こんな本





 
端の日高見橋まで歩いて行きたい。ぶらぶら歩くと往復2時間くらいかなと思うが、折角だし歩くことにする。 
北上展勝地、あんな本こんな本


ロバの観光馬車がありましたが

老いたロバは けつまずいたりして何となく可哀想でした



 
北上展勝地、あんな本こんな本、松の宿り木





途中、桜の木に宿る松を見かけました

北上展勝地、あんな本こんな本、鯉のぼり



鯉のぼりもあったが、

あいにく風が無く干物状態。



 
 日高見橋付近で地元の人かなと思いながら、三世代連れの家族に 「ここから見える雪化粧の山は蔵王ですか」 と尋ねると、「地元でもないんですが、まあ地元です」 と。日帰り観光らしい。「焼石岳かなあ?」 という返事。よく地図を思い浮かべると、確かに、蔵王は見えないと思う。夏油温泉方面らしい。

   10:30 頃展勝地を後にして遠野へ向かう。
遠野市の岩根橋に差し掛かるとチョットした空き地があったので止めて観光案内板を見ていると、列車の音が聞こえてきました。私は特に「鉄ちゃん」では無いのですが、風景に入れて撮影すると記憶も鮮明になるのでよく撮影します。
    慌ててシャッターを押したのがこの一枚、JR釜石線の列車です。
 
岩根橋、釜石、遠野、JR釜石線、あんな本こんな本一羽根、遠野、一羽根、あんな本こんな本











 
 近くに道の駅みやもりがあり、横には岩根橋(めがね橋)、正式には達曽部川橋梁があります。そこで食事をしていると、もうすぐ銀河鉄道列車が来るというアナウンス。 
岩根橋、遠野、めがね橋、あんな本こんな本




 
 見学に行きましたが、釜石からサイクリングで来たという青年とサイクリング談義をしていて、撮影出来ませんでした。その青年も同じだったように思います。その場所から見る事が出来るのは旅人としては偶然の事でした。彼に申し訳なく、自分も少し残念でした。
次第にメルヘンの郷に近づいてきました。
途中南部曲がり家の千葉家住宅や伝承園、遠野ふるさと村、遠野物語の館、遠野市立博物館を見学。オシラサマ伝説の家はオシラサマが奉納してある部屋があり何気なく写真を一枚撮影。その後もう一枚撮ろうとすると動かなくなりました。その建物から出て再び撮影を試みると今度はOKです。何かしらオシラサマの気に障ったのでしょうかね。まあよくあることですから気にしませんが。でも、此処にその写真を掲載するのは止しました。
 
遠野ふるさと村、あんな本こんな本、


初めて見た景色

でも、懐かしい









 この風景は思い入れの
 紙面に利用しました
遠野ふるさと村、あんな本こんな本、わら人形


これといって娯楽の無い 時代と土地。

一緒に笑えますよね

娯 楽 人生論ノートの4頁「娯楽について」


 夕食を探して和風レストランを見つけ、和風ラーメン?を食べた後、踊鹿温泉天の湯へ行き入浴。薄暗い駐車場だったが、天然ラドン温泉で気持ち良く入れた。なんでも此処の経営者が掘り当てたということです。ここの洗濯機は普通の家庭用だったが乾燥機は素晴らしい。とにかく良く乾く。おかみさんが 「乾燥しすぎになると衣類がダメになるから」 と随分気を遣ってくれてました。本当によく乾いて前回とは比べものにならなく快適。
道の駅遠野風の丘のトイレは極美とメモするほどきれいでした。車もあまり通らなくて車中泊には最高。

309.5q走行 明日は盛岡市内、角館、打当温泉、道の駅あに、車中泊の予定です
 
        戻 る                    明日4/28(月)へ続く、          


     VolV.トップ頁      Vol.U トップ頁   Vol.T トップ頁